お金

【進路指導】やりたい仕事がない、なりたい職業がない

昭和経理

会計・経理職に就いて10年選手です。会計・経理に職に就きたい人、この資本主義の日本で生き抜いていくための術を書き残していきます。不労所得を得てサラリーマンから脱出することを夢見ています。

女性2

学校を卒業したらやりたいことがない、何をしたらいいのか?全く分からない

そんな話をよく聞く。私が高校生だった20年は、「将来仕事に就きたい仕事」についての情報が全くなかった。インターネットも2023年現在のように普及してない。だから学校にやってくる進路指導の先生や大学、専門学校のパンフレットしか参考情報が無かった。だが、今は違う。色々な仕事についんての情報が流れている

高校生、大学生に限ったことではない、
まずは金がないと生きていくことができません。
まずは金を稼ぐことを考えましょう。
だって金がないとチャレンジすることに制限がつくからです。

男性1

この記事はこんな人向け

高校生や大学生で卒業後の進路が決まってない人

  • 人生の先輩のスレを見る。
  • 学校を卒業したら、とにかく働け
  • 長く働くことができるか
  • 無職や非正規はお勧めしない。

あくまで私見です。必ずしもすべての人に、この記事が当てはまるわけはない。

○○○だけど質問ある?で検索

5CHには「○○○だけど質問ある?」というようなスレが有り、人生の先輩たちが○○○という仕事に就いて、愚痴やら待遇について話をしている光景をみることができる。私の場合なら「税理士だけど質問ある?」「公認会計士だけど質問ある?」というように検索をして、人生の先輩方の答えを眺めるのも参考になると思う。


学校の進路指導の先生より、なりたい仕事に就いている人生の先輩の意見の方が説得力があるでしょう?進路指導の先生は「あなたが有名大学に進学するか?」が大事なのです。なぜなら、それが進路指導の先生の実績になるからです。逆に利害関係が無い5CHの書き込みの方が本音や裏話が聞けて有益です。(私が高校生の時に、この情報が欲しかったな・・・)

現代だとネットがあるので、
就きたい、興味がある仕事に就いている
人生の先輩からアドバイスを受けることができます。
誰からも金を貰っている人ではないので
信憑性が高い情報を入手することができます。

男性1

あなたに10億円の資産があり、不労所得で平均的なサラリーマンの年収を大きく上回る金額を稼げるなら、今回の記事は全く参考にならない。だけど、資産を持たない平凡な人は学校を卒業したら労働をしないといけないのです。

学校を卒業したら、とにかく働け

好きなことが見つからないときは、とりあえずお金を稼ぐんですよ。オレが考える大人の条件は、「好きな事をやっていること」。それと「ちゃんとお金を稼いでいること」。「好きなことが見つからない」。という人は、あれこれ考えるより、まずはお金を稼いだ方がいいです。そうすれば、あとで好きなことが見つかったときに、それが元手になるじゃないですか

蛭子能収

サイコパスで有名な蛭子さんだが、彼の発言は名言・真理がある。私も40年弱しか生きてないが、この発言がご尤も。この記事を高校生や大学生が見ているか不明だが、資本主義を取る社会では、何をするにも「まずはお金が必要です」


大学生や専門学校の学生さんは意識しないが、あなたが学校に通学できるのは、親御さんが授業料を払ってくれたからです。いくらお金を払ったかは通学先の学校のウェブサイトを見てみればいい。専門学校なら年間授業料100万円超えるのでしょう。かなりの大金です。そして、バイトをしているなら、支払った入学料と授業料+その他設備使用料等を加えて合計金額を、バイトの時給で割ってみればいい。それが、あなたがバイトで稼ぐために投下するバイトの労働時間数です。(厳密には所得税と住民税がかかるから、もっと稼がないといけない)

仕事はお金を得るためにしょうがなく働くもので、楽しく働くなんて、信じられんです。お金を貰えるから、上司のいうことをハイハイ聞いて、苦しいこともやるわけで。退社時間になって、やっと奴隷から解放されるのですから、そこからまた、しかも割り勘で飲みに行くなんて、考えられない。

蛭子能収

親御さんの給料に支えられている

あなたが家にいて、学校に通うことができるのは、あなたのご両親がやりたくもない労働を長時間して、それを10年、20年とやり続けてきて給料を稼いできたからできるのです。親御さんが働かなければ、大学進学、専門学校に通うことはできません。毒親でなければ親御さんに感謝しなければならないのです。まぁ、今は理解できなくても、学校を卒業してサラリーマンをやり続ければ嫌でも理解ができるけどね。私の父親は18歳で高校を卒業して、同じ会社で42年も働いて、妻子を養い、マイホームを購入しローン返済をしてました。本当に心から尊敬します。同じことを「「やれ」と言われたら、とてもではないが、そんなことはできないです。1つの会社に42年も在籍できる会社も少ないし、60歳になったら体が動かなくなってしまうのではないでしょうか。


目的があるなら別だが、何となくフリーターやバイトをやめな。なぜなら金が溜まらないからです。それならフルタイム+残業+休日出勤をして資産形成をした方が良い。高校を卒業して11年間、工場勤めをして29歳で3000万円の資産を形成して、リタイアした人「よよよ」さんがいます。彼ぐらいの資産形成+生活費削減をする必要はないが、貯金という資産があると働くことをやめることができるのです。

29歳で3000万円の資産を築いてしまう。
普段から貯金をして無駄遣いをせず
労働を11年続けることができれば貯金は溜まります。

男性1

もちろん気が向いたら、社会と関わりを持ちたっかたら働くこともできます。普通の人は「働くこと」しかできないが、貯金があれば、金があれば、「働くか、働かないか」を選ぶことができるのです。これができる人は、世の中にわずかしかいない。できても65歳以上で年金という不労所得を得た人が圧倒的でしょう。

お金は挑戦権

何か新しいことを始める、例えば会社を辞めてワーキングホリデーに行きたい。それなら海外に行くための往復航空券代+現地語学学校代金+現地での成果費が必要です。語学の上達速度を早めたいなら、自習、予習、語学学校へ行く頻度を上げる必要があるが、お金が無いと現地で農場でのバイトをする時間を増やさないといけない。現地での自由な時間を得るために、国内で貯金に励み仕事から解放される時間を作る必要がある。


あるいは異業種への転職を考えるときに、専門学校、大学に通いなおす必要があるが、授業は年間で100万円以上します。3年通うなら300万円が必要です。貯金をしないで大学を通う場合は、月々の授業料+生活費を稼ぎながら勉強する必要があるが、ここで貯金が無いと、授業料と生活費を稼ぐだけで勉強ができない。勉強できずに卒業できなくなったのでは全く意味が無い。だが貯金があればバイト時間を減らすことができ、勉強に専念する時間を確保することができる。


お金は挑戦権と書いたが、お金があれば「働かないといけない時間」も買うことができるのです。高校生、大学生だと意識しないが、あなたが学校に通うことができるのは、学費と生活費を親が出してくれているからです。親が出さないなら、あなたが自力で、お金を準備する必要がある。そうすると、バイトするだけで精一杯で勉強する時間と気力がなくなると思う。友達と遊んでいる時間もないと思う。親に挑戦するための金を出させることは「全くお勧めしない」なぜなら、親が稼ぐことができる賃金は制限があるからです。親もサラリーマンなら定年があり60歳~65歳でしょう。


定年退職後は退職金+年金が両親にはあるが、現役時代のように賃金を稼ぐことはできません。その状況で、あなたに金を渡すことは両親の老後の資金を食いつぶすことになるのです。貧乏な老後の生活を両親にさせますか。毒親でもなければ両親に恩があるはずです。30歳になってまで両親の経済的な負担になることに、私は強い抵抗があります。

長く働くことができるか?

就職するうえで一番大事な事です。なぜなら、健康体で生きていくことに意味があるからです。お金を沢山稼いだけど、長時間労働で精神を壊して病気になったら意味が有りません。学校に来ている求人の「企業名  評判」を検索をかけてみてください。そこで長時間労働が常態化している、固定残業代が多く、残業代が満額出ないような企業は避けてください。労働して給料が貰えないなんて囚人です。


長く働ける企業を探し、そこで働き貯金をしてください。小学校6年、中学校3年、高校3年と学校に通い、授業を受け続けて、授業をうけるのがダルイ、かったるいとか、学校に行きたくないと思ったことがあるでしょう。働き始めるとダルイから仕事をしたくないとか言えなくなりまう。長期間サラリーマンをやるのは辛いのです。学校に行くのがダルイと言っていた奴が、長く働くことができるとは思えないけどね。


ずっと、働いて給料を稼ぎ、節約に励み、貯金をすればするほど、将来「やりたいことができるようになります」。貯金(お金)はやりたいことへの挑戦権なのです。貯金が無いと挑戦することすらできないのです。親御さんも、あなたが独り立ちして生計を立てることを望んでいるはずです。これまでの人生経験から、私も含めて凡人は、最低限の暮らし(親孝行や貯金)ができないと、精神バランスを崩壊します。最低限の暮らしをするためには、適度な給料を得る必要があり、この割のいい給料を手にするにはバイト等の非正規職はお勧めしません。仕事をして給料を稼ぎ、極力、自分を他人と比較せず、現状持っている物や待遇に感謝しつつ、生活や精神の向上を目指していけば、楽しく暮らせますよ。精神を壊し退職し実家に戻ってしまい親を困らすことは避けてください。親を喜ばすことが大事で、逆に配かけるようなことをやめることできます。

無職や非正規はお勧めしない

なぜなら給料が低いからです。20代前半の大学卒業したての人は意識しないですが、どんな人でも老いがきて、仕事で給料を稼ぐことが難しくなります。そして20代後半や30代前半と差し掛かり、現職に不満があったり給料を大きく上げたいと考えて転職したいと考えた場合、実務経験を積んでいないと転職と言う挑戦ができません。もし学校卒業後フリーターを長年していると転職どころか、正社員として就職することも難しくなります。そして老いて体力がきつくなり貯金も無くなり余裕が無くなってきます。


そもそも「将来やりたいことが無い、なりたい職業が無い」とか発言したり、選ぶことができる時点で恵まれているんだよ。本当の貧乏人は大学進学なんてできないからね。高校を卒業したら就職するんだよ。そしてやりたくもないサラリーマン生活を永遠と続けていくんだよ。横道にそれるが、日本の学校教育って「やりたいこと=就職すること」が前提なんですよね。仕事したくない、サラリーマンに向いてない人も当然いるでしょう?彼らには「どういう指導するでしょうね?」現実は、私のように大きな資産を持たないで、この世界に生まれたものは働かないと生きていけません。ダンボールの世界の住人にはなりたくないですね。

人生のツケというやつは最も自分にとって苦しい時に必ず回ってくるものらしい

ダイの大冒険 ミストバーン

20代でフリーターなら、良いですよ。まだ両親が元気だからね。ただ親が60歳過ぎてくると老け込んできます。それに対して悲観的になったり、元気な親に会える回数に制限が付きます。これが辛い、本当に辛い親の死期を嫌でも意識するようになります。貯金をせず自堕落に生きて、親が困ったときに援助することもできなくなことを恐れます。せめて親に育て貰ったんだから親の面倒をみないといけない。


余談だが、20歳前後の人の親御さんだと、親の年齢は、40代後半~50歳前後だと思います。まだ元気なんですよ。私のようなアラフォーの親世代だと70歳くらいで、老け込んでくるのは目に見えてわかります。老いてくる両親を見るのは辛いですよ。この歳になると、老いた両親に心配をかけるようなことしたくないし、定職に就かないでプラプラすることも避けたい。無職になって親の心配をかけるような、実家に戻って経済的な負担となるようなことはしたくない。

経理だけど質問ある?

ところで、現職商社の経理だけど、質問ありますか?

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